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当ブログのアイキャッチ画像は、画像生成AIで作っています。デザインを一から起こす手間が減り、記事の公開ペースを保ちやすくなりました。
ただ、運用を始めてすぐに悩まされたのが、日本語の崩れです。文字のように見えるのに読めない、字の形がどこか歪んでいる——いわゆる「偽文字」が、画像のあちこちに出てきます。
試行を重ねて分かったのは、生成した後に直す工夫よりも、画像に入れる文字の量を生成前に絞るほうが効くということでした。この記事では、私たちが自社で決めた文字量のルールと、その考え方を整理します。
この記事の結論
- 偽文字は、画像に入れる文字が多いほど出やすい
- 主コピーは2行・1行12字以内・合計22字以内に絞る
- 文字量は生成後の修正ではなく、生成前の設計で決める
画像生成AIの「偽文字」とは
ここで言う偽文字とは、画像生成AIが描いた、文字らしく見えるが正しく読めない文字のことです。字の一部が欠けている、存在しない字形になっている、意味の通らない並びになっている、といった形で現れます。
アイキャッチは記事の顔です。一覧ページやSNSで最初に目に入る画像に読めない文字が混じっていると、それだけで内容への信頼を損ねかねません。そのため私たちは、生成した画像を必ず検品し、偽文字があれば不合格として作り直しています。
問題は、この作り直しが何度も続くことでした。
画像生成AIで日本語が崩れる・偽文字が出る原因
自社の運用で見えてきたのは、画像に入れる文字が多いほど偽文字が出やすいという傾向です。
見落としがちなのは、画像の中の文字はタイトルだけではない点です。左上のカテゴリラベル、サブコピー、さらに図や場面の中に描かれる画面の文言や看板、ラベルまで、すべてが「AIに描かせる文字」になります。一つひとつは短くても、合計すると相当な量になっていました。
なお、画像生成AIの日本語の描画性能は、サービスやモデル、時期によって変わります。仕様は変わるため、最新の状況は各サービスの公式情報で確認してください。
偽文字の対策:文字の上限を先に決める
そこで私たちは、画像の要素ごとに文字量の上限を決めました。
| 要素 | ルール |
|---|---|
| 主コピー | 2行・1行12字以内・合計22字以内 |
| 主役の語 | 2行目に1つだけ。一回り大きく色を変える |
| 左上ラベル | 10字以内 |
| サブコピー | 1行・20字以内 |
| 図や場面 | ラベルや画面の文言を描かせない |
| 人物 | 手元だけ。顔は描かない |
画面の構成をまとめると、次のようになります。
主コピーは2行22字以内
いちばん大きな文字であり、いちばん崩れてほしくない部分です。記事タイトルをそのまま入れず、22字以内に言い切れる形に書き直します。
主役の語は2行目に1つだけ
記事の結論にあたる語を2行目に1つだけ置き、一回り大きく、色を変えて目立たせます。強調を1か所に絞ることで、読み手の視線も迷いません。
ラベルとサブコピーも短く
左上ラベルは10字以内、サブコピーは20字以内の1行です。補足の文字ほど増えやすいので、上限を数字で決めておくことが効きます。
図や場面には文字を描かせない
パソコンの画面や書類、図解などを描かせると、AIはその中にもそれらしい文字を描き込みます。ここは文字のない絵として指示し、文字はコピー部分だけに集めます。
人物は手元だけ、顔は描かない
人物を入れる場合は、手元だけを描かせています。顔は検品で落ちることが多かったためです。文字と同じく、描かせる範囲を先に絞る考え方です。
判断軸:AIに任せる文字量を生成前に設計する
このルールの背景にある判断軸は一つです。画像AIに任せる文字量を、生成前の設計で絞ることです。
偽文字が出た後に、生成し直しを繰り返して当たりを待つのは、時間が読めません。一方、入れる文字を最初から減らしておけば、崩れる余地そのものが小さくなります。検品で落ちたときも、まず文字量の設計に戻って見直します。
文字を削ることは、伝える内容を減らすことではありません。アイキャッチで伝えるべきことを1つに絞る作業です。詳しい説明は記事本文に任せ、画像は「何の記事か」が一目で分かることに徹します。
まとめ
- 画像生成AIの偽文字は、画像に入れる文字が多いほど出やすい
- 主コピーは2行・1行12字以内・合計22字以内、主役の語は2行目に1つ
- ラベルは10字以内、サブコピーは1行20字以内に収める
- 図や場面には文字を描かせず、人物は手元だけにする
- 判断軸は、AIに任せる文字量を生成前の設計で絞ること
よくある質問
Q. 画像生成AIで日本語の偽文字を防ぐにはどうすればいいですか? 画像に入れる文字量を、生成前に絞るのが効果的です。当社では主コピーを2行・1行12字以内・合計22字以内に制限し、図や場面の部分には文字を描かせない設計にしています。文字が多いほど偽文字は出やすくなります。
Q. アイキャッチ画像に入れる文字は何文字までにすべきですか? 当社の基準では、主コピーは2行・1行12字以内・合計22字以内、左上ラベルは10字以内、サブコピーは1行20字以内です。結論にあたる主役の語は2行目に1つだけ置き、一回り大きく色を変えて目立たせます。
Q. 画像生成AIのアイキャッチに人物を入れても大丈夫ですか? 当社では人物は手元だけを描かせ、顔は描かない運用にしています。顔は検品で落ちることが多かったためです。人物を入れる場合も、何を描かせて何を描かせないかを生成前に決めておくと、作り直しを減らせます。
RENOYでは、画像生成AIを含む生成AIの業務への取り入れ方を、「どこまでAIに任せ、どこを人が決めるか」の設計から一緒に考えています。「AIで作った画像や文章の品質が安定しない」という段階のご相談も歓迎です。まずはお気軽に無料個別相談(オンライン・60分)をご利用ください。サービス内容をまとめた資料は資料請求からご覧いただけます。
